◆高橋 委員 前の使用料と比べて、額はどのぐらいですか。
◎白鳥
羽田特別出張所長 前の使用料と比較いたしまして、近隣、あるいは区内の同様の機能を有するものと平均をとった金額でございまして、そういう点で、均衡をとった金額になってございます。
◆西村 委員 使用料の件で、私は4年間言っていたのですけれども、結局、最後まで変わらないみたいなのですけれど。要するに、一つは午前、午後、夜間ということで、区分けがそういうことで、中には2、3時間、さらにはもっと長い時間帯で、例えば1時間使用しても、これだけ払わなければいけないということは、前回もやっていたと思うのですけれども。その辺は検討してもらえたかどうかということですよね。要は、時間幾らで貸せないかということですよ。
特に、会議などでちょっと使う場合などは、当然、民間の企業だって1時間以上の会議はやめようということを言っているわけですし。会議などは、特に1時間、あるいは30分刻みで500円とか、もっと安い、安価な
料金設定にしてほしいのですけれども。もうそれをずっと言ってきたのですけれども。そもそも検討してあるかどうか、検討結果がどうなったかどうかをちょっと詳しく説明してください。
◎白鳥
羽田特別出張所長 今の件につきましてでございますが、この
萩中集会所につきましては、利用者の
懇談会等を通じまして意見を賜ったところでございますけれども。
高齢者等の利用が多くて、短時間での利用を希望するところがございませんで、まとまった時間での希望ということで、議論もそういうところでのことでございました。
◆西村 委員 例えば、
キッズルームとか体育室、高齢者ばかりではなく、そういう会議とか集合になかなか、昼間、参加できない方々のニーズもあると思うのですよね。そこもやはり吸い上げてほしいし、それを吸い上げるだけの時間は十分あったと思うのですけれども。今後の検討事項にしていただきたい、もう要望しかないのですけれど、よろしくお願いいたします。
◆佐藤 委員 今、
高橋委員からも話がありましたけれど、これを比較してみると、体育室などは利用料が下がったところがあるのですけれど。第1集会室、また第2集会室で上がったところもあるのですけれども、第3集会室は下がっている。これは、私はちょっと前のところの面積を見ていないのですが、面積で変わったとか、何か旧
区民センターと変わってこういう金額になったということはあるのでしょうか。
先ほどの所長のご答弁によりますと、区内の同様の施設との均衡を図ったということは言っていましたけれど、どういう面で均衡を図ったのか。面積の面で図ったのか、こういう集会室の機能で均衡を図ったのかというところが答弁されていなかったので、その辺まで詳しく教えてください。
◎白鳥
羽田特別出張所長 それぞれ同じ機能ということですので、集会室及び
体育室等を有する、同じような施設でございます。ご質問の、それぞれの会議室につきましては、面積がこれまでの、例えば第1集会室というのは48平米から、今回は75平米ほどに会議室1は変わっております。また、第2も同様に45平米から73平米と。第3のほうは、今まで96平米でございましたけれども、今回は約70平米というところで均衡の違いはございます。その辺で金額の違いが出ているということでございます。
◆佐藤 委員 多くの利用者の皆さんからも意見聴取をして、今回このようにしたという話がありましたけれど。そこのところで、この使用料への意見というのはなかったのでしょうか。
◎白鳥
羽田特別出張所長 懇談会の議論の中でも、使用料に関しては、特段、今の金額が高いので下げてほしいということではなくて、希望を生かして利用しやすい施設をつくってほしいというところで、さまざまなご意見をいただいて進めたところでございます。
◆荒木 委員 これは、今のところは
レストランが入っているではないですか。結構、あそこの
レストランは
親子連れがコーヒーを飲んでいたり、何か軽く食べていたりしてすごくいい感じなのだけれど。今度の新しいところは
レストランとかがあるけれど、どのような感じになるのですか。民間、どこが入るのかと、時間、営業時間が何時ごろまでやっているのかという話、それを教えてください。
◎白鳥
羽田特別出張所長 レストランにつきましては、地下のところに今回、設置します。しかしながら、光がよく入るところで、
公園利用者や、それから
高齢者集会室、
キッズルームなど、いろいろな年齢層が利用しますので、そういった年齢層が利用しやすいような形の
コンセプトで、
レストランのほうにつきましては公募をかけているところでございます。12月からその件に関しましては、区報で公募をして、それでこの施設に適合する形で進めてまいりたいと考えております。
◆荒木 委員 何を言いたいかというと、ここの2階の食堂みたいに、すごく割高感があったりするのはどうかなと思って。例えば親子で来て、1,000円も出して何かちょっと食べて、おつりがくるぐらいの感覚でやらないと、これからはちょっとうまくないのではないかと思うのですね。私の感じですよ。自分が、例えばここで商売をするのだったら、そのような感じにしたいのですけれど。それはどう思いますか。
◎白鳥
羽田特別出張所長 委員のおっしゃるとおりでございまして、金額的にも利用しやすいような、安い金額。それから利用時間につきましても、閉館時間が10時でございますので、できるだけそういう時間にそぐう形でということで進めてございます。
◆荒木 委員 ぜひ、安くていいものをお願いします。
もう一つ。
萩中集会室というのは、昔から、私は覚えがあるのですけれども、お風呂があるのですよね。これが、今度は
シャワールームになっているけれど、みんなの意見を聞いたと、みんなの意見を踏まえてと書いてありますよね。これは、本当にお風呂、存続してくださいとかという話のほうが多かったのではないですか。私の聞くところによると、お風呂はだめだから、もう
シャワールームだといきなりという話も聞いているのですけれど、どうですか。
◎白鳥
羽田特別出張所長 お風呂のことでございますけれども、これは懇談会を3回開きまして、その中で議論をしたのでございますけれども、中での論点としましては、浴場組合との協定がございまして、週3日、それぞれ3時間の提供ということで、
利用実績が1日に男性で11人、女性で約13人が平均で、年間約3,700人ほどの利用でございまして、非常に固定的になってきているということ。それから、浴室、脱衣室と合わせますと100平米ほどの面積を使うものですからその辺で、利用者の固定性と、それから面積がそういう形で使うので、
シャワーに転換したほうがいいのではないかということが、実際にその利用されている高齢者の皆さんからもご意見を賜って進めたところでございます。
◆西村 委員 公募中ということなので、
レストランなのですが、公募中で、ちょっと答えがあいまいなのですが、もう決まったのですか。進捗はどうなのですかね。公募をしてどのぐらい、その公募によって。
◎白鳥
羽田特別出張所長 公募につきましては、今、決定したところでございます。
それにつきましては、12月21日から1月28日まで公募をいたしまして、それで業者のほうは2業者の応募がありまして、
選定員会をかけて決定したところでございます。
◆西村 委員 会社の名前とかを聞きたくなくて、言ってもいいのですよ。言ってもいいけれども、要するに、閉館時間10時までになったのかどうなのか。
レストランの営業の、例えば、ある典型的な
メニューを上げてもらって、そのお値段が幾らになったのか、そういう結果を教えてほしいと言っているわけです。
◎白鳥
羽田特別出張所長 時間に関しましては、できるだけ10時という形で、時間のほうとそれから費用ということが当初の
コンセプトでありますので、
荒木委員、それから
西村委員がおっしゃるように、金額的には、例えばカレーですとか、あるいはラーメンですとか、非常に皆さんが来て楽しむ値段が、もちろん安価なものであるということで、そういう視点から選定させていただいております。
◆西村 委員 やはり聞いていると、結局は2業者しか応募がなくて、本当に区民の方とか、周辺の方とか利用者、それから担当の方もそうなのですけれども、思いとか要求。要はスペックに合うような業者が今一つ来なかったと。ちょっと不満だけれども、1社に決めて、今、内容については調整中だということですね。それとも、もう内容は決まっているのですか。
◎安元
地域振興部長 萩中集会所の
レストラン事業者の公募につきましては、今、所長からご報告を申し上げたとおりでございますが、2事業者、応募があって、2月に地元の方を含めまして
選定委員会を開催いたしました。
最終決定までは、まだ至っていない、ちょっと先ほどのは訂正させていただきます。まだ
最終決定には至っていない。事業者の方ですので、あちらがよくてこちらがだめということではなくて、第1順位、第2順位といった順番づけという作業を今、進めているところでございます。おおむね、終盤に来ておりまして、決まりましたらまた委員会でご報告を申し上げたいと思っております。
◆荒川 委員 公募ということは、入札ではない。プレゼンテーションをやるということですね。
メニューの話を聞いたり。今までの業者さんだと、例えば
大田スタジアムも一緒にやっていましたよね。多分、片方だけでは経営できないのだと思うのですよ、来客数が少ないからね。そういうこともあるのだろうし。その辺で、やはり
住民サービスの最先端の窓口みたいなものでしょう、そういう
レストラン業務になるとね。そういう意味合いでは、やはりきっちりと、地元の要望もあるけれども、行政側の経験則でもって、やはりいろいろな条件をお願いしていくと要望させていただきます。
◆飯田 委員 では、質疑は以上でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○飯田 委員長 本日は継続とし、討論、採決は次回行います。
次に、第17号議案
大田区立池上会館条例の一部を改正する条例を議題といたします。
理事者の説明をお願いします。
◎高橋
池上特別出張所長 第17号議案
大田区立池上会館条例の一部を改正する条例のご説明をさしあげます。
改正内容、
池上会館の科学室につきまして、平成23年8月1日付を持ちまして科学室を廃止しまして、
一般利用とする施設でなくして、
教育委員会の所管とするものであります。
もう1点が、平成23年8月1日付を持ちまして、
コンピュータ室を廃止して第3会議室に改装しまして、平成23年9月1日より
使用開始をするものであります。
改正理由につきましては、科学室につきましては、
科学教育の充実を図るために
教育委員会の
専用施設とするためのものであります。また、
コンピュータ室につきましては
利用頻度が低いため、より利用者の要望の高い会議室として整備をして、新たに
貸し出しをいたすものであります。
なお、8月1日付の
条例改正を今回の議会でお諮りする理由は、8月1日の
利用受付開始が4月15日から始まるため、今回の議会でご決定をいただき、科学室、
コンピュータ室が利用できなくなる旨を広く周知しておく必要があるためであります。
よろしく、ご審議お願いいたします。
○飯田 委員長 それでは、委員の皆様のご質疑をお願いいたします。
◆高橋 委員
池上会館に何回か行っているのですけれども、科学室はどこにあって、どのような機能をしているのか、ないのですけれども。どのように使われていて、それがなくてもいい施設なのか、今の説明を聞いたら、何か
教育委員会が使っている
科学資料がある施設みたいに聞いたのですけれど、いかがですか。なくてもいいものなのか。
◎高橋
池上特別出張所長 科学室につきましては、平成14年度に
教育委員会から移管をされて、
一般利用とすることにした施設でありますが、利用等が
教育委員会の関係の利用でほとんどで、一般の利用がほとんどありませんで、利用率につきましても5年間の平均で7.2%、その7%もほとんどが
教育委員会の使用ということで。
一般利用にしたことにより、より
科学授業の利用の際の、逆に利用しにくくなると、そういうこともありまして。今、まさしく
科学教育の充実を図る観点もあるということから、
教育委員会からも要望がありまして、今回、議会でご決定をいただきまして、
教育委員会の
専用施設とすると、そういうことでお願いしたいため、今回提案させていただきました。よろしくお願いいたします。
◆高橋 委員 それでは、
コンピュータ室は、これからITの時代だし、利用する人が少ない。何か利用率が低いと言っていましたけれど、利用できないのか、それとも利用しないのか、どちらなのですか。
◎高橋
池上特別出張所長 コンピュータ室につきましても、先ほどと同じように平成14年度に
教育委員会から移管を受けたものであります。もともと本来この施設は、
コンピューターを初めて触る人、
キーボードに初めて触る人という
コンセプトの施設でありまして、今、年間の委託料が48万円前後という安価な、
Windows2000を使用しているという施設であります。今まさに
コンピューターの利用が多くなりまして、より機械の精度の高い部屋が求められるということもありまして、これをそういう要望に答えますと、年間300万円以上の
委託料金がかかるということもありますし、社会全体で、民間の施設がこういう
コンピュータ室という、営業が盛んになっているということ。
もう1点、中学校の
コンピュータ室が、今、新しい機械を入れて、
インターネットも利用できると。そういう中学校の施設が平日でしたら午後、土日でしたら1日安い
利用料金でご使用できると。そういうこともありまして、
池上会館における
コンピュータ室は役目が終わったということで、より
利用頻度の高い会議室に転用して、皆さんのご要望にこたえたいと、そういうことで提案したものでございます。よろしくお願いします。
◆高橋 委員 教師の負担を軽減するために
学校運営システムを導入する予定になっていますけれど、それとこれとは関係ないのですか。
◎高橋
池上特別出張所長 学校の
運営システムは、職員の関係のシステムで、学校で利用できるというものは生徒が使っている、そういう中学校の
コンピュータ室。こちらのほうは一般も利用できると、そういうことでのご説明をさせていただきました。
◆佐藤 委員 今の課長の答弁を聞いていて、私の知り合いで何年か前に
パソコン教室を
池上会館でやっているというので通って、
パソコンの使い方を習ったという方がいたので、そういえばここのことかなと、今お話を聞いていて思い出したのですが。
パソコンを起動させて、たしか
パソコン教室はエクセルだとか、ワードだとか、
あとインターネットに接続できるように、初心者の方がやるということで。あれはたしか、区報で公募をしていてやっていたのがたしかここだったのではないかと思うのですけれど。
今あれですか、そういった
パソコン教室を開いても、なかなかご家庭での
パソコンの普及率が高まって来る中で、あまり人が集まらなくなっているということなのでしょうか。
◎高橋
池上特別出張所長 やはり、こちらの
池上会館のほうは、
インターネットは利用できないと、そういう施設になっていまして。機械の型が古くて、どうしてもはじめに
パソコンになれて、
キーボードを使うと、ちょっとそういう方用の施設ということで、それ以上の、今のニーズに合わせるということになりますと、多額の
費用負担がかかってくるということもありますので。その辺を勘案しまして、今回、出させていただいたということになりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆佐藤 委員 今の話でしたら。たしか今の話だと、
WindowsMEを使っているという話でしたけれど、XPだとか、今の7に起き変えてもできるのではないかと思うのですよね。頻度は低くなっていて、そういう新しい最新のソフトにしても集まらないということなのか。それとも、ここの設備が古くなっているから集まらないということなのか。そこが分からないというのが第1点でお聞きしたいのと。
それと、科学室というお話をしていますけれども、この科学室が今回の
条例改正によりまして
教育センターの専用になるということですが、今までもほとんど
教育センターしか使用してこなかったということですけれど。私も先ほどの話ではないのですけれど、科学室というのは大体、どのようなことをやるところなのかなというのが、ここで出るまでよくわかっていなかったということもあるのですが、今回、資料の中に写真が出ていて、実験室みたいなのが出ているのですけれど。そういった学校などでよく授業でやる実験をできる部屋として、大田区が持っている施設ということなのですか。
また、
池上会館のほかに区内ではこういう施設というのはないのですか。その点をお答えください。
◎高橋
池上特別出張所長 先ほどの利用率のところで、
コンピュータ室の
平均利用率は9.7%ということで訂正をさせていただきます。
委員のご指摘がありましたように、
パソコンルームということで、今が
Windows2000ということですので、新しい機械に切り替えていけば使えるので、もっと利用率が上がるのではないかというご指摘もあったのですが。そういうことになりますと、なかなか
費用負担が高まるということもありまして、やはりその辺を考えますと、利用のしやすい学校の施設が利用できるということもありましたので、こちらの新たな
費用負担を上げるということよりも、そちらをご利用願いたいということで、ご利用の方にもご説明をしまして、了解を経て、今のところはずっと利用された方もほとんど利用率がなくなったというのが現状であります。
また、科学室につきましては、委員がおっしゃられたように、通常の学校の
理科実験室より少し大きいスペースで、いろいろな科学に使う
理科実験道具だったり、薬品等が入っているということもありまして、なかなか一般の方が利用しづらいということもありまして、一般の利用ということで普及には努めたのですが、なかなか施設の改善等と、
あと利用をしていただくということがなかなかうまくいかなくて、また今、まさに
学校教育の充実ということもよりありまして、各教室を一般の方に貸し出すのではなくて専用とすると、そういうことで今回提案させていただきました。
◆佐藤 委員 私がもう一つ聞いたのは、区内でこういった
科学実験ができるような部屋、それはほかにあるのですかということをもう一つ、聞いたのです。
それと、今聞いていて思ったのですが、それならば、区民の方が今回使えなくなって、その
教育センターの専用になるということですよね。それがプラスかマイナスかというのがよくわからないのですね。
教育センターの方がほとんど今まで使っていたということで、そのように狭める、その合理的なメリットみたいなのがちょっと今の話では見えてこないのですが、その辺はいかがですか。
◎高橋
池上特別出張所長 一般の施設があるのかという、
科学室等のそういうものは、私の知る限りでは、一般のそういうところではないと思われます。
あともう1点、
科学専用にする問題ということなのですが。なかなか
一般利用で予約を入れる状況にするということですと、夏に
ものづくり教室だとか、そういう
パソコンを使って
教育委員会で主催したりとか、そういう授業をやる際の準備段階で、準備をするために部屋を押さえるのではなくてという場合に、そういう
一般利用があるということですと、やはりそういう準備がなかなかしづらいだとか、そういう面で使いづらい面が大分出てきているという話もありまして、
教育委員会の専用としたほうが、そういう準備等、幅広くできるということもありまして、
教育委員会のほうから、ぜひという話もありましたので、今回提案させていただきました。
◆佐藤 委員 その準備などで時間がかかるので専用にしたいという話で、その話はわかったのですが。今後、今話をしている話の中で、
科学実験ができる部屋、一般的に開放されているそういう部屋というのは、ここが閉鎖するとなくなるわけですよね。これから科学にどう光をあてていくかという話と、大分矛盾した話になるのかなと思っているのです。閉鎖するのと同時に、では一般の方はどのようにするのかということは、何か考え、検討されているのですか。
◎高橋
池上特別出張所長 教育委員会の専用の所管にするということもありましても、こちらのほうでもなるべく空いているときに一般の方が利用したいということがあれば、ご相談に乗っていただければということでお話はしたいと思っていますので。
◆荒木 委員
高橋所長、やっている側が使用しづらいと言っている施設は、使う頻度が伸びるわけないと思うのですよね。もっと不思議なのは、なぜ
高橋所長が説明しているのですか。ただ、管轄なだけなのですか。
気になるのは、こういう専門的な、あのような大きい建物で、たまたま
池上特別出張所の管轄だからと
池上特別出張所長がそれを答えると、何かすごく矛盾しているのですけれど。例えば、新井宿で新井宿会館を所管しているというのならばまだ話はわかりますけれど。
池上会館は結構大きな建物で、専門でだれか1人いるぐらいでないとどうにもならないのですよね。
今、
高橋所長が説明をしているところで、端々に私の知る限りではとかという言葉が出てくるのですよね。要するに、よくわからないということでしょう。
教育委員会がほとんど所管なのだから、詳しく説明してくださいと、科学室は何をやっているのですかなどと、わかりますか。別に、
高橋所長、わからなくてもいい、私はそう思います。正直に言ってもらいたいのは、これはだって、
池上会館を
池上特別出張所が所管するということ自体が無理だと思うのですけれど、その辺は、部長、どうなのですか。
◎安元
地域振興部長 まず、科学室の現在の利用状況、高橋
池上特別出張所長からお話がありました、今の利用率は7%でございます。それから、
コンピュータ室については9.7%という、非常に低い利用率が一つあると。それは、利用の使い勝手がよろしくないという議論もあるかと思いますけれども、そもそも
コンピュータ室については、
コンピューターが普及するころに、
コンピューターを触ったことのない人たちのために寄与しようと。ただ、今、いわゆるIT環境というのは変わってまいりました、どなたもご自宅である程度できる。あるいは、どなたかが教えてくださるようなスキルを持った方たちが増えてきているということで、区民向けの専用の
コンピュータールーム、かつ、先ほど
Windows2000を使っておりますけれども、そういった機器の更新、あるいはソフトの更新等を常時行わなければいけない場の提供というのが、やはり時代にそぐわなくなってきているだろうと。そのために、需要のより高い会議室に転用したほうが、より区民サービスにつながるであろうという視点から改正をお願いするものでございます。
科学室につきましては、当初、
教育委員会が所管していて、区民施設に移しかえたわけでございますけれども、やはり、科学室の性格上、特殊な設備、ガスバーナーでございますとか薬品、これを使う場合がございます。こういった薬品を使ってのいわゆる区民活動というのは、なかなかその需要がさほどなかったと。やはり、
科学教育、理科教育の中で、
教育委員会に所管替えをした上で活用していったほうが、より効果的であろうという今回の改正の主な理由でございます。
所長からお話し申し上げましたとおり、
一般利用をどうするかというのは、ちょっと今後の課題でございますけれども、その辺は
教育委員会と十分相談していきたいと思っております。
◆荒木 委員 部長、池上出張所は無理だろうという話は。これは基本的な話でね、前々から不思議に思っているのでね。
◎安元
地域振興部長 池上会館の施設の管理は特別出張所で所管をしておりますが、中に
教育センターが入っておりまして、その部分の専門分野の、教育分野での所管は
教育委員会でしておりますので。建物の管理、あるいはこういった
区民センターという位置づけでの
条例改正は出張所でやりますけれども、専門分野は分担してやっておりますので、現行を継続していきたいと思っております。
◆荒木 委員 そのことが、私もわからないし、多分、一般区民の方は全然わからないと思うのですよね。一体、どうなってしまっているのかというのが、まか不思議だと思うのですよね。それをもっとわかりやすくしたほうがいいのではないかと思うのですけれど、どうですか。
◎安元
地域振興部長 ご意見をいただきましたので、今後の検討課題としてまいりたいと思います。
◆黒川 委員 今の話に関連して。
教育委員会所管ということで。以前、某中学校を退職された校長先生がこの会館に入るという話を聞いたのですけれども、実際、このように科学室が
教育委員会所管になることによって、どれぐらいの人材が登用されて、先生とか、会館の中にどれぐらいの人が入るのかということと。実際、
コンピュータ室、中学校の
コンピュータ室の
一般利用、平日の午後、土日1日の利用状況はどういう感じなのでしょうか。ということをここで聞いても仕方がないわけですから、次回、資料か何かをいただけるとありがたいような気もしますけれど。
教育委員会に聞いたほうがいいということですか。
○飯田 委員長 今の件で答弁はできるのですか。
◎高橋
池上特別出張所長 委員のご指摘の、前段の学校の退職の先生のというのは、指導課の所管に、ちょうど上が
教育センターになっていますので、そこで指導課の所管ということになりますので、そこの中身は、今は把握しておりません。
あと、中学校の
コンピュータ室の利用ということですが、ごく一部で言いますと、蓮沼中学校で言いますと、平成20年4月から1月までの間、99件の一般の利用があったということと、安方中学校は15件あったということの報告は受けています。
○飯田 委員長 前段の部分はそういうことでございますので、よろしくお願いします。
今日は、
教育委員会の所管なので、ここではしないということです。確認をしてください。
◆西村 委員 私も黒川委員と同じ感覚なのですよね。やはり、これはここの議案なのだから、それに包括されているわけですからね、我々の質問に答えられるような準備をしてきてほしいわけですよ。だから、
教育委員会から十分吸いとってくるか、あるいは、要は同席させればいいわけですね、
教育委員会からだれかを。それぐらいのことをやれということは全議員、いろいろなところで言ってきているはずですよ。特に、総務財政委員会などはすべてにかかわるわけですから、よくそういう話が出ていると聞いています。
それに関連して、やはり地域振興部にもっと頑張ってほしいわけですよ。総務はほっておいても、要は地域力とうたわれている、区長の直轄のこれはナンバー1ですよ。あとその下にランクが、ランクとは言わないかもしれないけれども、横一列というわけではなくて、やはり地域に頑張ってほしくて、この
池上会館をもっとそういう意味では活用してほしい、活用できるような立派なものにしてほしいし。
そういう観点からいくと、例えば、地デジの対応とか、さっき
インターネットが入っていないとか言ったら笑われてしまいますよ。そういうことはどうするのですか、今後。地デジ対応はできたのですか、それとも
インターネットをこれから入れていくなど、視聴覚室があって
インターネットが入っていないというのもびっくり仰天というか。
◎高橋
池上特別出張所長 視聴覚教室、
インターネットが入っていないということで。あと、視聴覚室もビデオ用のケーブルがついている旧来型のものということで、最新の設備関係に対応できるような施設にはなっていないということです。
○飯田 委員長 本件については、よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○飯田 委員長 それでは、質疑は以上としまして、本日は継続とし、討論・採決は次回行います。
続きまして、第18号議案 大田区国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。
理事者の説明をお願いします。
◎市川 国保年金課長 それでは、私のほうから国民健康保険条例の一部改正につきまして、ご説明を申し上げます。
前回の委員会で、この条例の改正につきまして、かなり詳しくご説明を申し上げましたので、それを踏まえて資料に基づきましてご説明を申し上げたいと思います。
まず資料番号1−1をごらんください。今回の条例の改正、これを関連条例をお示ししている一覧表でございます。大田区国民健康保険条例の一部改正概要、それに沿いましいて、ご説明を申し上げます。
まずナンバー1でございます。その他表記の変更ということで書いておりますけれども、ここに書いてございますように児童福祉法が改正になりまして、その児童福祉法の中の表現といたしまして、施設給付決定保護者という表現が、入所給付決定保護者という形で、制度の改正の関係で名称が変わっております。私どものほうといたしましては、この方たちは被保険者でないとして規定されている方のうちから、この方を除くという形の条文がありますので、条文自体は、内容は変更がございませんけれども、文言の修正をさせていただくということで整理をしております。
次に、2番目が出産育児一時金でございます。出産育児一時金につきましては、現行42万円ということで支給しておりますが、今まで期限措置ということで42万円を支給しておりました。今回、国の決定等もございまして、本則に変えられるということで、42万円を第10条ということで本則の規定にしております。
次に、ナンバー3でございますけれども、保険料の基礎負荷額の料率変更でございますね。医療分の関係です。これにつきましては前回の委員会でお示しいたしましたけれども、その内容に沿いまして条文を変更しております。所得割率につきましては、住民税の100分の80だったものが、いわゆるこの旧ただし書所得と言っておりますけれども、そちらのほうの100分の6.13という変更の内容でございます。
次が、やはりこれも保険料でございますけれども、後期高齢者支援金分です。こちらのほうの変更でございます。これにつきましても住民税で100分の23ということで規定しておりましたけれども、今度は旧ただし書所得の所得で100分の1.96という形での改正、そういったものを書かせていただいております。
次にナンバー5でございます。これにつきましては、介護保険の納付金の関係でございます。これにつきましては、国民健康保険に加入していらっしゃる方で、40歳以上64歳までの方、介護保険の2号被保険者にあたる方につきまして、介護保険の保険料としてお納めいただくものでございますけれども。それにつきまして、所得割率、これも前回ご説明しましたように、住民税の100分の12から、旧ただし書所得、これの100分の1.32等々の変更がございました。あわせて、均等割額も1万2,000円から1万3,200円に上がっているという形になっています。
次が6番目でございます。6番目につきましては介護保険料の納付金のほうの関係でございますけれども、国民健康保険の改定につきましては均等割りにつきまして、一定の所得の方につきまして均等割りの7割減額、5割減額、2割減額をやっておりますけれども、均等割額が変更になったために減額の金額が変わっておりますので、そちらのほうを条例で規定する形になっています。
裏面をごらんください。次にナンバー7でございます。こちらのほうにつきましては、特例対象被保険者ということで書いてございますけれども、いわゆる、平成22年度からスタートいたしました非自発的失業ということで、本人の希望ではなくて会社都合等で失業された方につきまして、給与所得を100分の30と計算して、それに基づいて住民税額を計算した形での保険料の軽減の措置をとっておりますけれども、これが住民税ではなくて旧ただし書所得ということで、計算方法が変わっておりますので、それに対応する形での
条例改正でございます。
ナンバー8でございますけれども、これは出産育児一時金に関する経過措置。先ほど申しましたように本則に入りましたので、経過措置を削除するというものでございます。
また、ナンバー9でございますけれども、これは附則の第6条ということでお示しをしておりますけれども、今回の保険料の算定方式の変更に対応しまして軽減措置をとっておりますので、経過措置の規定をした内容になっております。
次に資料番号1−2でございます。これにつきましては新旧対照表ということで、今ご説明いたしました内容につきまして、それを具体的にお示ししたものですので、後ほどお読み取りいただければと思っております。
以上のご説明をいたしましたが、
条例改正につきましては、今回、付加限度額の引き上げにつきましては、この条例の改正の中には含んでおりません。これにつきましては国民健康法施行令、これは国のほうで決めるのですけれども、施行令にかかわる改正ということで、まだ現在改正が行われておりません。今年度中に政令の改正が行われる予定と聞いております。国において政令の改正がされました段階で、改めて条例の改正の提案をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
引き続きまして、前回の委員会で資料のご要望がございました点につきまして、追加で資料を提出しております。
まず1−3でございます。これにつきましては前回の委員会で出したものにつきまして、さらに500万円から900万円、4人家族を加えたモデルケースということでおつくりをしております。この表につきましては一定の条件、年金の場合につきましては、社会保険料控除がどの程度、あるいは給与の場合についても、社会保険料あるいは扶養控除がどの程度という形での想定をしたモデルケースということでご理解をいただきたいと思います。